車の保有台数4万4392台/宮古地区13年3月末
軽自動車全体の66%/自家用は一家に1.7台
宮古地区における2013年3月末現在の自動車保有台数は4万3538台で、前年同期と比べ854台(1・9%)増えたことが沖縄総合事務局宮古運輸事務所のまとめで分かった。軽自動車が、全体の66%を占めた。自家用が4万3695台、事業用が697台。自家用の1台当たり人口は、1・3人。1世帯当たり1・7台保有している。
近年は、安価で低燃費、低車両税の軽自動車の人気が高い。軽自動車は年々増える傾向にあり、08年に2万5216台だった台数は、今年3月には2万9070台と、4年間で3854台(15%)増えた。1998年の規格変更で快適性が増したことも、普及の追い風になったという。
軽自動車を用途別にみると、乗用は1万6772台と、乗用車全体2万6311台の63%を占めた。農業の盛んな宮古では貨物車も1万1467台と多く、草刈りや農機の運搬、水くみなどに駆使されている。
普通乗用車は前年並みの2406台、乗用小型四輪は同比19台減の7133台となった。事業種別の台数はバス63台、タクシー166台、トラック366台、レンタカー1147台だった。
宮古でも復帰以降モータリゼーションが進展し、1972年に8178台だった自動車は41年間で5・4倍に増えた。