ハーモニーで魅了/高山・みやこ合唱団
ロビーコンサート開く
13日にマティダ市民劇場で「山の子 海の子 交歓演奏会」を行った岐阜県高山市の高山少年少女合唱団と、みやこ少年少女合唱団が14日、市役所平良庁舎でロビーコンサーを開催。両合唱団の団員たちは息の合ったハーモニーで観客を魅了した。
コンサートでは、最初に高山少年少女合唱団のシニア(中学、高校生)メンバーが登場。飛騨高山高校3年の井原優花さんが「今回は沖縄をイメージした曲を練習してきた。私たちの感じてきた沖縄の自然を歌に乗せることができるよう頑張りたい」とあいさつした後、「夏は来ぬ」と「芭蕉布」を歌った。
続いて高山と宮古の合唱団が合同で「ひだの大地から」や「ふるさと」など3曲を歌い上げた。観客からアンコールの声が上がったことから最後に「カンターレ~歌よ大地に響け」を全員で合唱した。
高山少年少女合唱団の藤澤裕団長は「宮古と高山の子のつながりができつつあるので、これからも見守ってほしい」、長濱政治副市長は「素晴らしいハーモニーを聞かせてもらった。本当にありがとう」とそれぞれ語った。
コンサート終了後、高山少年少女合唱団には宮古島市とみやこ少年少女合唱団、パラダイスプランからプレゼントが贈られた。
高山少年少女合唱団の団員29人は12日に2泊3日の日程で来島。初日はみやこ少年少女合唱団の団員たちと宮古青少年の家に宿泊し、合同練習などを行ったほか、13日の交歓演奏会終了後は宮古の団員たちの自宅でホームステイし交流を深めてきた。