若い力で畜産振興を/宮古和牛改良組合
会員25人で青年部設立
宮古和牛改良組合青年部の設立総会が15日、宮古地区機械化営農センターで開かれ、初代部会長に島尻誠さんを選出したほか、規約、2013年度の事業計画などを全員一致で承認した。
同青年部は畜産農家の後継者も増えつつあるため宮古和牛改良組合の濃密な活動をさらに展開するという趣旨に賛同した畜産農家から25人が参加して設立された。
発起人の荷川取広明さんは「畜産業を取り巻く環境は生産農家高齢化や飼料の高騰など厳しいものがある。われわれ青年部は和牛改良組合、関係機関と協力しながら、畜産業発展のために活動したい。また、これまで積み重ねられてきた和牛改良の知見を次の世代につなぐことも大切な青年部の仕事」とあいさつした。
来賓として出席したJAおきなわ宮古地区本部の新城武一郎本部長は「きょう設立された青年部は畜産振興を活性化する上でも必要不可欠。次世代を担う後継者が、畜産経営技術の研さんを積むことは将来へつなぐ畜産経営の基盤拡大に大きく寄与する」と青年部の今後の活動に期待を寄せた。
また、宮古和牛改良組合の平良一夫組合長と宮古家畜保健所の高吉克典所長が来賓の祝辞を述べた。
青年部の事務局は県農業協同組合宮古地区畜産振興センター畜産部内に置く。
青年部の設立メンバーは次の皆さん。(敬称略)
島尻誠(部会長)▽石垣知厚(副部会長)▽恩川博樹(書記・会計)▽上地真誠(監事)▽浜川淳士郎(同)▽喜屋武隆▽川田栄作▽手登根正▽根間祐樹▽下地和彦▽伊良部典史▽砂川弘明▽下地勝▽塩川秀之▽荷川取広明▽川平泰士▽長浜国博▽前泊洋一▽武富博登▽仲間舞夢▽森山秀樹▽東風平雅樹▽仲宗根博樹▽松原広幸▽西里研一郎