レンタカーフル稼働/宮古地区
夏休み、新・旧盆重なり
市内のレンタカーが、先週からフル稼働している。夏休みの家族観光に、新・旧盆の里帰りが重なった。OTSレンタカー宮古空港前店では、約200台が休む間もなくフル回転。予約は、旧盆明けの22日まで埋まっている。
友利勝浩店長によると8月の利用者は前年と比べ1割以上増えた。「好天続きに加えて、アベノミクス(安倍首相の経済政策)への期待感もあるのでは」と分析する。
17日は、宮古出身の旧盆里帰り客が多かった。本土の客は今年は特に、3世代家族旅行が目立つという。若いカップルも多い。
小林郷さん=東京都=は、一家4人で訪れレンタカーを利用した。宮古観光は初めて。長女は「毎日海に行って、シュノーケリングを楽しみたい」と笑顔いっぱいだった。
レンタカーは「好きな所に、自由に行けて料金が安い」のがメリット。宮古島を走るレンタカー台数(2012年3月末現在)は1118台と、09年の1011台より107台増えた。
カーナビゲーションの普及が追い風になり、毎年増える傾向という。OTSは、4~5カ国語が使えるカーナビを採用し、外国客にも対応している。