お茶の作法学ぶ/下地公民館講座
児童6人に修了証書
下地公民館の「こども茶道講座」が17日、同館で開かれた。5日間受講した子どもたちが、これまで学んできたお茶の作法をお母さんたちに披露した。講座はこの日で修了し、児童6人に修了証書が手渡された。
最後の講座では菓子づくりに挑戦した。シギラベイサイドスイートアラマンダの統括料理長の政次由宇さんが桃をテーマに和菓子づくりを指導した。
和菓子が出来上がるとお茶と一緒にお母さんたちに振る舞った。着物姿で姿勢を正し、深く頭を下げて茶や菓子を差し出した。
お母さんたちは、5日間の講座で茶道を学んだ子どもたちに感心しきり。差し出された菓子を食べ、お茶を飲んで笑顔を見せた。
昨年に続き講座を受講した下地小4年の福岡未菜さんは「着物を着て学べるところが大好き。来年も講座に参加してもっと茶道を学びたい」と話した。
指導してきた茶道裏千家淡交会沖縄支部の平良宗幸さんは「今回は全員が着物姿で参加してくれたことが印象的でうれしかった。伝統文化が浸透していることを感じることができた」と振り返った。
茶道講座を修了した児童は次の通り。
石嶺彩華里(南小3年)▽阪井奈津子(同4年)▽座間味そあ(平良第一小1年)▽福岡未菜(下地小4年)▽砂川せいら(久松小2年)▽恩川沙和(同4年)