迅速な消火活動たたえる/市消防本部
大番運送に感謝状
宮古島市消防本部(来間克消防長)は20日、建物火災において消火活動を行い延焼防止に努めたとして大番運送(寄川信一代表)に感謝状を贈呈した。来間消防長は「皆さんの迅速な対応と協力で被害の軽減が図られた」と感謝した。
感謝状を受けとった大番運送の寄川代表は「いろいろなタイミングが重なって消火活動を行い火災の被害を最小限にとどめることができた。消火活動を行った職員もけがもなく安心している。これを機に社を挙げて防災意識の高揚を図りたい」と述べた。
同消防本部によると今月3日に西辺中学校東500㍍付近で発生した建物火災において、現場北側給水所でかん水トラックに給水中だった同運送の前泊成栄さんが黒煙を確認。現場に駆け付けトラックに備え付けの放水銃で放水し、消火活動を行った。
火災現場は、牛舎周辺が延焼中で牛舎内に牛がいたことから牛舎方向に放水して牛舎への延焼を防いだ。
来間消防長は「皆さんの的確な判断と迅速な対応が家畜への被害も最小限にとどめることができた。今後とも防火に対する意識を高めて協力してほしい」と呼び掛けた。