ライブ演奏に観客沸く/ダンケフェスト
パーシャクラブなど出演/ビール早飲み大会に歓声
うえのドイツ文化村の夏休み恒例イベント「ダンケフェスト2013」(主催・うえのドイツ文化村イベント実行委員会)が24日、同施設野外ステージで開かれた。ドイツ生ビールの早飲み大会が行われたほか、「スターライトコンサート」には県出身バンドのパーシャクラブが出演。熱いライブ演奏で真夏の夜の祭りを盛り上げた。
ドイツ語で「感謝祭」を意味する同イベント。開会式典で実行委員会の委員長を務める下地敏彦市長が「市民と観光客が一体となって楽しめる一大イベントとして定着した。これも協賛企業や関係各位の協力のたまもの」と関係機関に謝意を示した。宮古島観光協会の豊見山健児会長は「このイベントはドイツ村の大感謝祭。楽しい時を過ごして良い思い出を作ってほしい」と呼び掛けた。
ドイツ生ビール早飲み大会には27人が参加。3組に分かれ、各組ごとで中ジョッキのビールを誰が一番最初に飲み干すかを競った。勢いよく飲む参加者たちに観客からは大きな拍手と声援が送られた。各組の優勝者には賞金が授与された。
メーンステージとなる「スターライトコンサート」には石垣市出身の歌者・新良幸人率いるパーシャクラブが登場。「海の彼方」や「五穀豊穣」などテレビCMで耳なじみの曲などを演奏し観客を沸かせた。
ステージにはそのほか、宮古島を拠点に活動するバンド・ブラックワックスや宮古島出身ロカビリーバンド・ザ・ビートルクラッシャーのTAKUMI、宮古高校吹奏楽、市内のダンススタジオや高校生などのダンスチーム3組が出演しイベントを盛り上げた。
上野小、中学校の児童生徒を対象とした「博愛の日」図画・ポスター、作文、標語の表彰式も行われ、入賞者の代表者5人に市生涯学習部の垣花徳亮部長から賞状が手渡された。
フィナーレは約300発の打ち上げ花火で祭りを締めくくった。