伸び率は県内一/申告所得税
e-Taxが奏効/12年度国税収納宮古島税務署
沖縄国税事務所は23日、2012年度租税収納状況について発表した。同事務所管内すべての租税収納済額は、2604億9800万円で前年度の2589億6700万円に比べて15億3000万円(0・6%)増加し、4年連続の増加となった。一方、宮古島税務署では44億5300万円で前年度の45億4600万円より9300万円(2%)減少したが、これは相続税申告が前年を下回った影響によるもの。宮古島税務署管内では申告所得税が対前年度比で20・3%伸ばしており、県全体の伸び率が5・4%であるのに対し、著しい伸びをみせ県内トップとなった。e-Taxでの確定申告が好調推移したことが奏効した。
同事務所管内では源泉所得税が546億2700万円と前年度の537億4200万円に比べ8億8500万円(1・6%)増加した。雇用状況が著しく改善したものと分析している。また、宮古島管内でも源泉所得税は12億300万円となり、前年度の億9200万円から1100万円(0・9%)増加している。
これに対し、法人税額は455億4700万円で前年度の460億4800万円より5億100万円(1・1%)減った。宮古島管内も同様に6億5100万円で、前年度の7億800万円より5700万円(8・1%)減少した。