産業・経済
2013年8月29日(木)9:00
高欄25㌢かさ上げへ/伊良部大橋
主航路部設計施工委で確認
伊良部大橋主航路部設計施工委員会(委員長・有住康則琉球大学教授)の第4回委員会が28日、宮古合同庁舎で開かれた。転落防止のための車両防護柵の高欄を、今後25㌢かさ上げして設計・施工していくことを確認した。委員会に先立って、委員らは主航路部の工事状況などを視察した。次回の委員会は2014年2月に開催予定。
同委員会は、大橋主航路部橋梁上部工の設計・施工の技術的課題に関して幅広い分野から検討、評価し、事業実施者に対する指導・助言を行うのが目的。
今年4月、主航路部に中央径間箱桁橋が架設され、三つの鋼床版箱桁橋が一つにつながった。
この日現場を視察した有住委員長らは、ほっとした表情を見せていた。
伊良部大橋 橋梁と海中道路を併用した構造。
総延長4300㍍で、このうち橋梁が全長3540㍍。取付橋梁2本(計170㍍)、海中道路2本(計600㍍)。橋の幅は8・5㍍。2015年1月に完成、2月に開通予定。