飲酒運転根絶へ協力訴え/交通安全母の会
飲食店巡りステッカー配布
県交通安全母の会宮古支部(島尻清子支部長)や宮古島署員らが8月30日、2013年度県内一斉交通安全活動の出発式を、市内の大型スーパー前で行った。この活動はこの日県下一斉に実施された。同宮古支部は出発式で家族の力で飲酒運転させない、しない、交通ルールを順守するなどの宣言書を読み上げ、決意を新たにした。
式後、参加者は5班に分かれ、安心安全な地域づくりのため、市内の飲食店約軒を回り、飲酒運転根絶のステッカーなどを客に配布するなどして飲酒運転を呼び掛けた。
出発式で島尻支部長は「命を大切にしようというのはもちろんのこと。絶対にやってはいけないのが飲酒運転。絶対にやってはいけないことが起きているのが常態。このことをしっかりと自分たちは踏まえ、やってはいけないことは絶対にダメということをさらに周知したい」と述べた。
また、宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長が「これから飲食店を回るが、飲んだら運転しないようしっかり呼び掛けてほしい」と激励のあいさつをした。市民生活課の渡真利一夫課長、宮古島署交通課企画規制係の狩俣正人係長も参加し、激励のあいさつをした。
市内の飲食店を訪問した島尻支部長らは、交通安全活動への協力を要請した。これに対し、訪問した飲食店店主の川満貢さんは「店としても飲酒運転根絶に積極的に協力したい」と話した。