社会・全般
2013年9月6日(金)9:00
非常用照明などチェック/宮古土木事務所
スーパー、宿泊施設で査察
宮古土木事務所は5日、市内の大型スーパーと宿泊施設で防災査察を実施した。災害時に非常用の設備が正確に作動するかどうかなどを念入りに調べ、改善点については指導した。
建築物防災週間(8月30日~9月5日)の一環で査察を実施。建築物に関する防災知識の普及、防災関係法令・制度の周知徹底を図り、火災、地震などによる建築物の被害や人的被害を防止することが狙い。
査察要員は宮古土木事務所と市消防本部の職員で、耐震強度をはじめ、避難経路、救出経路の有無、火災の延焼ないし拡大防止措置などを調べた。
市内スーパーの査察では複数の改善を指示。不備で点灯しないとみられる非常用照明や火災時の排煙窓が作動しないことなど、建築基準法で定められた設備が不十分であることを指摘し、改善するよう求めた。
土木事務所では査察の結果を集約して改善指示書を作成。対象事業者に交付して災害時の備えを促す。