「いじめ撲滅」で意見交換/狩俣中の狩俣さん
全国生徒会サミットに参加
文部科学省が主管する「全国生徒会サミット2013~いじめ撲滅宣言~」が24、25の両日、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、沖縄県から狩俣中学校生徒会長の狩俣結奈さん(3年)が参加した。
狩俣さんは26日、帰島し宮古空港でサミットの様子や参加の感想などを報告した。
同サミットは、いじめの取り組みについて、全国から生徒会役員が一堂に集い、おのおのの「いじめ撲滅」の取り組みについて発表し、「いじめ撲滅」のアクションプランを作成することを目的に開催された。開催初年度にあたる今サミットには全国15都県から各校で活動する46校生徒会の代表がグループに分かれて「話し合い活動」などを行った。
狩俣さんのグループでは「いじめ」をなくすために、学校や地域でできる活動について話し合ったという。狩俣さんは「全員がお互いを知り、絆を深め合うことが大事」とのグループでの意見集約を行い、全体発表ではグループの代表者が地域クリーン活動などの実施を提言した。
狩俣さんは「少し緊張したが、全国の仲間もできた。いじめを仲裁する活動を生徒会が中心になって行うことの意見も出された」と述べ、下村博文文科相から感謝状を贈られたことなどを報告した。