05/04
2025
Sun
旧暦:4月7日 仏滅 癸 
環境・エコ
2013年10月2日(水)9:08

低炭素社会へ大きな一歩/EMS実証事業スタート

効率的なエネルギー利用へ/市平良庁舎で開始式


電力消費量を画像で「見える化」した大型テレビを除幕する関係者=1日、市平良庁舎

電力消費量を画像で「見える化」した大型テレビを除幕する関係者=1日、市平良庁舎

 宮古島市全島エネルギーマネジメントシステム(EMS、通称・すまエコプロジェクト)実証事業の開始式が1日、市平良庁舎1階のロビーで、下地敏彦市長ら関係者が出席し行われた。「すまエコプロジェクト」は、家庭や事業所の電力消費量を、インターネットのタブレット型端末を使って即時に画面で見られるように「見える化」し、全島の電力需要の傾向を把握する。これにより省エネや再生可能エネルギーの最適消費を実現するためのシステム構築をする。同実証実験がスタートしたことで、効率的なエネルギー利用と低炭素社会に向けて市は大きな一歩を踏み出した。



 同事業には、家庭部門で200世帯と事業所部門に市平良庁舎、県立宮古病院など25事業所と、農業部門で地下ダム揚水のための群機場がモニターとして参加している。


 開始式に下地市長のほか、県商工労働部産業政策課の古堅勝也副参事、同事業に携わってきた東芝スマートコミュニティ事業統括部の篠原哲哉理事、三井物産環境・新エネルギー事業部の上田裕部長、宮古テレビの砂川健次専務らが出席し、消費電力情報の画像が映し出された大型テレビの除幕を行った。


 下地市長は「エコアイランド宮古島を実際にどのような形で進めていくか。これを市民が理解してもらい、エネルギーを効率よく使ってほしいという思いで始めた。きょうから本格的にスタートする。モニターの市民の皆さんには、これを活用して、低炭素社会に向けての貢献をしてほしい」とあいさつした。


 同事業は県のスマートエネルギーアイランド基盤構築事業の一環として、2011年から東芝や三井物産、宮古テレビなどの関係機関と協力して準備を進めてきた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!