障害者スポへ意気込み

大気の状態が不安定になり、市内上空に漏斗雲が発生した＝９日午前11時15分ごろ、市内上空

　12日から東京都で開催される第13回全国障害者スポーツ大会（主催・厚生労働省、日本障害者スポーツ協会など）に県代表でソフトボール投げとジャベリックスロー（やり投げ）に出場する吉田晋介さん（38）が９日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね抱負と意気込みを示した。

　吉田さんは「ジャベリックスローは最近の練習の中でこつがつかめてきた。全国大会では優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを示した。

　下地市長は「体つきもがっちりしているので全国大会でも頑張ってくれると思う。ぜひ、優勝を目指して全力を出し切ってほしい」と激励した。

　吉田さんは、先月15日に沖縄市で開催された第49回県身体障害者スポーツ大会の投てき競技「ソフトボール投げ」で18㍍を投げて優勝。全国大会では「ソフトボール投げ」とジャベリックスローの２種目で県代表として出場する。

　また、同席した宮古身体障害者連合会の池間太郎会長は、先月の県大会で宮古島市が初の３位に入賞したことを下地市長に報告するとともに全国大会での吉田さんの活躍にも期待を寄せた。

　全国大会は12日に開会式を行い、14日まで東京都調布市の「味の素スタジアム」をメーン会場に開催される。