グランプリに久松/第11回全宮古中学校ダンスフェス
「郷土の踊り」は上野/中学生が元気あふれる演技
第11回全宮古中学校ダンスフェスティバルが12日、北中体育館で行われ「いろグロ・グローバー・H」(久松中)がグランプリに輝いた。「郷土の踊り」では上野の「新里の棒振り」が優秀賞に輝いた。13校から20チーム354人が参加して、「郷土の踊り」「創作ダンス」「リズムダンスパート1」「リズムダンスパート2」の4部門の頂点を目指した。
開会式で宮古地区中学校体育研究会の砂川弘康会長は「学校やチームの持ち味を生かし、中学生らしい、あふれるエネルギーを表現して楽しいフェスティバルにしてほしい」とあいさつした。
昨年優勝の久松中学校の垣花実亜さん(3年)が「私たちは日ごろの練習の成果を発揮し、見ている人に感動を与えるような演技を見せます」と元気よく宣誓した。
参加した生徒たちは日ごろ練習してきたパフォーマンスを時には躍動的に、時には、軽快なリズムに乗って会場狭しと演技した。
同フェスティバルは学校の体育の授業や運動会で取り組んだダンスを披露することで、ダンス(表現)することの楽しさや創作の喜びを感じ、豊かな表現活動の充実を一つの目的として2003年から実施している。
学校や学級が運動会などで実施したダンス3部門(郷土、創作、リズムパート1)の中からグランプリが選ばれた。リズムパート2は部活動やサークル、同好会などで練習、実演しているグループでグランプリの審査対象にはなっていない。
フェスティバルの審査結果は次の通り。「 」内は曲名。
【グランプリ=リズムダンスパート1】いろグロ・グローバー・H(久松)「あいうえおんがく他」
【郷土の踊り】チーム上野(上野)「新里の棒振り」
【創作ダンス】KH2(鏡原)「ジンジン他」
【リズムダンスパート2】城辺スタイル(城辺)「パーティーロックインギャングナム」
【個人の部MVP】スマイルズの三田真里奈(平良)「ガールフレンド」