大嶽城址公園を清掃/都市公園愛護活動
県、市職員ら130人で草刈り作業
2013年度都市公園愛護活動(宮古土木事務所、宮古島市など主催)が17日、「広げよう、育てよう、みどりの都市」を全国統一テーマに、上野の大嶽城址公園で、宮古土木事務所や市の職員ら関係者約130人が参加して、夏の間に繁茂した雑草などの草刈り作業を行った。
開始式で宮古土木事務所の下里和彦所長は「毎年10月は緑豊かな街づくりを推進するため、広く住民の理解と協力を得ることを目的に『都市緑化月間』と位置づけ、活動している。台風の塩害でまだ緑が色あせているところもあるが、きょうの作業を通して、街に元気を吹き込んでもらえるとうれしい」とあいさつ。その後、参加者らは公園内の通路や広場などに繁茂した雑草や、台風による倒木などを、かまや草刈り機、チェーンソーなどを使い、手分けして清掃作業を行った。
参加した宮古測量設計コンサルタントの湧川彩さんは「参加するのも、草刈りするのも初めて。きれいになっていくので作業は楽しい」と話し、汗を流しながら作業を進めていた。
作業終了後には県造園建設業協会宮古支部が準備したサンダンカの苗200鉢を参加者に配布した。
この清掃作業は都市公園や道路に対する県民の意識の高揚と利活用の効果を高めるために実施している。