宮高、準々決勝敗退/全国高校サッカー
名護商工に0-1の惜敗
第92回全国高校サッカー選手権大会沖縄県予選の準々決勝の宮古高校対名護商工戦が19日、前福多目的運動場で行われた。地元の盛大な応援を受けた宮高だったが何度か訪れた決定的なチャンスを生かせず0-1で惜しくも敗れ、2年連続の全国大会出場は成らなかった。
両チームは、昨年もこの大会で4強入りを懸けて同運動場で対戦。その時は宮高が4-1で勝利し、そのまま優勝した。
この日のゲームは、序盤から一進一退の攻防を展開し、互いに何度か訪れたチャンスを生かせないまま前半は終了するかに思われた。しかし、前半終了間際の39分に名護商工のフリーキックがそのままゴールネットを揺らし、宮高は先制を許した。
風上に立った後半、宮高は怒涛の攻撃を展開。何度か訪れた決定的なチャンスも生かせず後半だけではなった10本のシュートもゴールネットを揺らせないまま試合終了のホイッスルが会場に響き、結局0-1で敗れた。
上間良哉監督は「相手の粘り強いサッカーが素晴らしかった。チャンスを生かし切れなかったことが敗れた原因。地元の素晴らしい応援を受けながら結果が出せなくて残念」と試合を振り返った。
神里春也主将は「自分たちの力不足。日々の生活、サッカーにおいて名護商工の方が凡事徹底がなされていた結果。地元の応援にも応えられなくて残念。後輩たちには3度目の全国大会出場を目指して頑張ってほしい」と涙ながらに話した。