接遇は第一印象重要/観光基礎セミナー
OCVBの宮氏講話
沖縄観光コンベンションビューロー主催の観光基礎セミナーが24日、県宮古合同庁舎で開かれた。市内の観光関連事業所の職員ら約40人が参加。講師を務める同ビューロー国内受入推進課の宮雄二氏が、あいさつや言葉遣いなどの接遇マナーについてアドバイスした。
今回のセミナーのポイントとして第一印象の重要性を挙げる宮氏は、第一印象の55%がその人のあいさつや表情、身だしなみで判断されるとされるとの説を紹介し、「あいさつがいかに大事か意識をして接客してほしい」と呼び掛けた。
接客、接遇について、「来店した客に楽しく気持ち良くなってもらい、帰るときに笑顔になってもらうこと」との考えを示すとともに、顧客満足度を高める意識を持つ必要性を強調した。
お辞儀をする場合には、あいさつの言葉を言い切ってから頭を下げるよう助言する宮氏。会釈、敬礼、最敬礼の3種類のお辞儀を説明し、参加者全員で実際にあいさつをしてからのお辞儀を練習した。
宮氏はそのほか、注意すべき身だしなみのポイントや接客の中で良く使う基本的な尊敬語と謙譲語、相手の好感を与える言葉遣いなどを紹介した。