飲酒運転に警鐘/県ハイヤー・タクシー協支部
乗務員対象に研修会
県ハイヤー・タクシー協会宮古支部(豊見山健児支部長)の2013年度第28回乗務員研修会が24日、市内のホテルで始まった。同支部加盟のタクシーは167台、乗務員が約330人。1日交代勤務のため研修会は24、25の2日間に分けた。同研修会では、優良乗務員の表彰も行う。
あいさつで豊見山支部長は、乗務員が公共交通機関としての責任を十分に認識し、日々業務にまい進していることに感謝。その上で「プロドライバーとして、自信と誇りを持ち頑張ってください」と激励した。
研修では宮古警察署交通課の狩俣正人企画規制係長が「交通安全講話」を行った。
狩俣さんは近年、飲酒運転に対する罰則が強化されたことを強調。酒酔い運転で検挙された場合は、運転免許を取り消され、職を失い家庭崩壊に結び付くと警鐘を鳴らした。
県内の交通死亡事故発生状況については、歩行中の事故が多発しているとし、年末に向け注意を促した。
ともの家の嵩原史也施設長が「認知症を理解する」と題して講話。沖縄観光コンベンションビューローの宮雄二コーディネーター、県ハイヤー・タクシー協会の津波古修事務局長、同新垣良勝統括部長らが講習した。
優良表彰乗務員の皆さんは次の通り。(敬称略)
【5年以上表彰】垣花登(太平タクシー)▽安齋行人(八千代バス・タクシー)▽来間雅憲(まるちく)▽与那覇寛信(八千代バス・タクシー)▽安田廣(同)▽奥平健(協栄タクシー)
【10年以上表彰】与那覇秀勝(協栄タクシー)▽友利俊聖(同)▽内間功治(八千代バス・タクシー)▽友利敏男(太平タクシー)
【15年以上表彰】宮国正徳(八千代バス・タクシー)▽仲間光雄(協栄タクシー)
【永年表彰の部】前里清秀(八千代バス・タクシー)▽下地正吉(同)▽平良和彦(協栄タクシー)▽石垣康雄(八千代バス・タクシー)▽西原栄順(同)