3人が決勝進出決める/宮古第一ホテル杯囲碁名人戦
宮古第一ホテル杯第5期宮古囲碁名人戦(主催・日本棋院平良支部、協賛・宮古第一ホテル、後援・宮古毎日新聞社)は27日、こすみ囲碁教室で予選リーグの第2週を行った。
A組では知念一将六段(8勝)と崎山純義六段(6勝2敗)が決勝リーグ進出を決めた。B組では8戦全勝の仲間昇六段の進出が決定。残る一枠は6勝2敗同士、下地恒輝六段と下里弘五段のプレーオフ(31日)に持ち越した。
B組の最終戦、仲間六段と下地六段の対局は、午後7時すぎに決着した。時間が押したため、一枠の決定戦を見送った。
知念六段の決勝リーグ入りは5年連続。「決勝では2度目の優勝を目指し頑張りたい」と次を見据えた。
崎山六段は宮城實一六段とのプレーオフを制し、決勝に進出した。第3期以来2度目の決勝リーグ入り。「決勝では全力を尽くし頑張る」と気合いを入れた。
仲間六段は「久々の大会参加で、勝てたのはうれしい」と感想。「決勝では同期生、池村浩明六段との対局を楽しみにしている」と話した。
決勝リーグ(11月3、10日)は予選リーグを勝ち抜いた4人と、第4期の上位4人の池間博美六段(第4期名人)、池村六段、平良博彦六段、仲間勝之六段の計8人で競う。