「市民の負託に応える」/新議員26人晴れ晴れ
市選管 当選証書を付与
宮古島市選挙管理委員会(真栄城稔委員長)は30日、第3回市議会議員選挙(27日投開票)で当選した26人に当選証書を付与した。真栄城委員長は「当選した皆さんは、宮古島市に活力をつけたいとの意気込みがあると思う。現職、新人共に協力して頑張ってほしい」と激励した。任期は11月13日~2017年11月12日までの4年間。
付与式は午後2時から、市役所平良庁舎6階会議室で支持者や関係者が見守る中、真栄城委員長が当選者一人一人(得票順)に当選証書を手渡した。
当選者を代表して最多票を獲得した下地明氏が「行政と議会は車の両輪のごとくといわれる。議会としても市の発展のため、行政側としっかりと課題解決に取り組み、必ず市民の負託に応えられるよう頑張っていく。われわれ26人は、宮古島市発展のために頑張ることをここに約束する」と決意を述べた。
下地敏彦市長は「市民の負託を受け、これから4年間、議会人として活躍していくが、行政が行う事業にさまざまな意見や提言を頂くとともに、どうすれば宮古島市が明るく発展していけるか共に進んでいこう。市民も市の発展を望んでいる。議会も行政もある意味では緊張関係を持ちながら、より良い発展に頑張っていこう」とあいさつした。
唯一の女性で当選した亀濱玲子氏(59)は「平和の推進、地域の均衡発展、女性の政治への参画などを軸に議会活動を頑張りたい」と決意を新たにした。
最年少当選を果たした濱元雅浩氏(39)は「4年間の議員活動がスタートするが、委員会での議論を深め、市の課題解決につなげたい」と抱負を述べた。
胸にリボンを着けられた26人は、どの顔も晴れ晴れ。現職、新人共に握手を交わしながら「おめでとう」「共に頑張っていこう」などと声を掛け合い、4年間の議会活動に意気込みを示した。
今回の市議選は、定数26に33人が立候補した。27日に投開票が行われ、現職19人、新人7人がそれぞれ当選を果たした。11月20日に予定されている市議会臨時会が改選後の初議会となる。
当選証書を付与されたのは次の各氏。(得票順、敬称略)
下地明▽棚原芳樹▽真栄城徳彦▽仲間頼信▽上地廣敏▽佐久本洋介▽平良敏夫▽濱元雅浩▽新里聡▽亀濱玲子▽池間豊▽國仲昌二▽西里芳明▽平良隆▽高吉幸光▽山里雅彦▽上里樹▽仲間則人▽粟国恒広▽富永元順▽下地智▽嵩原弘▽下地勇徳▽垣花健志▽前里光恵▽新城元吉-。