就職内定率は12・3%/9月新規高卒求人・求職
前年同月比0・5ポイント増加
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、岩野眞司所長)は31日、2014年3月に高校を卒業する新規高卒者の9月分の求人・求職状況を発表した。卒業予定者554人のうち就職希望者は106人で、就職が内定しているのは13人、就職内定率は12・3%となり前年同月比で0・5ポイント増加した。
9月末現在、卒業予定者数は男子が276人、女子が278人の計554人となっている。そのうち就職を希望しているのは男子が57人、女子が49人の合計106人と、前年同月比で4人(3・6%)減少した。県内での就職希望者数は男子23人、女子27人の計50人で前年比3人(6・4%)の増。県外希望者は男子34人、女子22人の計56人で7人(11・1%)減少した。
宮古管内の求人数は53人で、前年度の26人から27人(103・8%)の大幅増となった。産業別に内訳を見ると、情報通信業が20人、宿泊・飲食サービス業が17人、製造業が14人、建設業が1人、医療・福祉が1人。
就職内定者数は男子が8人、女子5人の計13人。そのうち県内が女子1人、県外は男子8人、女子4人の計12人と、県内、県外ともに前年度と同数だった。就職内定率は男子が14・0%で前年度比1・7ポイント増。女子は10・2%で1・1ポイントの減。合計では12・3%で0・5ポイント増加した。県内就職内定率は2・0%で0・1ポイントの減。県外就職内定率は21・4%で2・4ポイント増加した。