スポーツ
2013年11月7日(木)9:00
根間大成(宮工)が初優勝/県高校新人ボクシング
九州大会出場権を獲得
ボクシングの県高校新人大会は6日、沖縄水産高校でウエルター級の決勝を行い、宮工2年の根間大成が那覇の中江誠を判定で下して初優勝を決めた。来年1月に開催される九州大会の出場権を獲得した。
根間の持ち味は右、左と両方のスタイルで試合を組み立てられること。1ラウンドはサウスポースタイルで意表を突き、2ラウンド以降は本来の右に戻して相手を翻弄した。
最終3ラウンドに入ると猛攻。ジャブ、クロス、ボディーを組み合わせて確実にポイントを稼ぎ、念願の初優勝を決めた。
根間は「1、2ラウンドは緊張して力み過ぎていたけど、3ラウンドの攻撃がうまくはまった」と試合を振り返った。初優勝に「合宿とかできつい練習をしてきたこともあって、優勝が決まったときは涙が出るほどうれしかった。支えてくれたすべての人に心から感謝したい」と話した。
九州大会に向けては「2位まで全国に行けるので2位以上を目指して練習に励みたい」と意欲を示した。
根間は同日帰島、空港には学校関係者が駆け付けて根間の活躍をたたえた。