市休日夜間診療所 患者数は増加傾向/新病院での診療で
運営委で実績報告/8人の委員に委嘱状交付
宮古島市休日夜間救急診療所運営委員会が7日、県立宮古病院で行われ8人の委員に長濱政治副市長から委嘱状が交付された。委員長には宮古病院の本永英治副院長、副委員長には宮古地区医師会の下地晃副会長が就任した。また、2012年度の実績報告も行われ患者数は2743人と1974年以降では最低となったが、今年度は6月の新病院開院以降、前年度実績と年平均を上回るペースとなっていることが報告された。
委嘱状を交付した長濱副市長は「新病院での診療を開始してから患者数も伸びて良い方向に向かっている。市民の生命と健康、医療を守るためにそれぞれの立場から意見を出し合ってほしい」とあいさつした。
12年度実績では、患者数で11年度の3229人から486人減となり内科、外科、小児科、その他のすべてで前年度を下回った。
1日平均患者数の年度計も7・5人で前年度の8・8人を1・3人下回った。
一方、13年度は4、5月が前年実績を下回ったが、新病院での診療がスタートした6月は前年度の195人から一気に増え509人。その後の7、8、9月とも前年実績とさらに年平均をも上回る患者数となっていることが報告された。
そのほか、6月以降の宮古病院への検査委託件数は9月までで108件。内訳は臨床検査が26件、X線80件、CT2件となっている。
委嘱状が交付された委員は次の通り(敬称略)
▽委員長=本永英治(宮古病院副院長)▽副委員長=下地晃(宮古地区医師会副会長)▽委員=藤川栄吉(市休日夜間救急診療所長)仲宗根正(宮古福祉保健所長)川満正啓(宮古地区薬剤師会長)佐渡山英子(県看護協会宮古地区長)島尻清子(宮古婦人連合会長)知念一(宮古病院救急科部長)