産業・経済
2013年11月13日(水)9:00
適正設定を県に要請/県建設業協
工事単価で宮古・八重山両支部
【那覇支社】県建設業協会宮古支部の豊見山景順支部長と同協会八重山支部の黒嶋克史支部長らは12日、県庁に當銘健一郎土木建築部長を訪ね、「離島地区建築工事市場単価の適正な設定」を合同で要請した。
豊見山支部長らは、離島地区は沖縄本島からの船舶輸送で建設資材費が割高にも関わらず、建築工事の市場単価の設定は那覇地区の市場単価が適用されているとして「適切な水準で工事費の積算を行い離島地区の市場単価を設定してほしい」と要請。建設資材の輸送費を別途計上した単価・価格の設定も要望した。
これに対し當銘部長は、宮古、八重山での実勢単価の調査はなく詳細を把握していないとして「これまでやってこなくて申し訳ない。今年度当たりから調査して実際の単価を把握したい。実勢価格と県の設計単価にかなり差があれば、積算方法の見直しも含めて考えさせてほしい」と述べ、前向きな姿勢を示した。
當銘部長への要請には座喜味一幸県議も同行した。