笑顔の交流楽しむ/障がい者フェス
中高生ボランティアも活躍
「第29回宮古地区障がい者フェスティバル」(主催・宮古地区社協連絡協議会)が16日、上野体育館で行われた。今年も「共に築こう友情の輪」をスローガンに、障害者やその家族、関係者のほか、中高生ボランティア約150人が舞台余興やゲームで交流し、楽しいひとときを過ごした。
開会式で、市社会福祉協議会の垣花義一会長(代読)は「このフェスティバルは障害者福祉について考え、思いやりと支え合う温かい心の絆を深め合うことを目的に開催している。楽しい1日を過ごして友情の輪を広げてほしい」と呼び掛けた。
そのほか、宮古島市の下地敏彦市長らが祝辞を述べ、障害者が生きがいを持ち安心して暮らせる社会に向け地域福祉の充実に取り組むことを強調した。
会場では、輪投げ、似顔絵、金魚すくい、フリースロー、ラダーゲッターなどさまざまなコーナーが設けられた。
各コーナーでは、中高生のボランティアが障害者たちにゲームのやり方を教えたり手助けをしながら、笑顔の交流を楽しんだ。
そのほか、ステージでも各種余興が行われ、フェスティバルを盛り上げた。