社会・全般
2013年11月22日(金)9:00
手工芸品など展示販売/宮古病院でハートフェア
精神保健に対する正しい理解を呼び掛けることなどを目的とした県立宮古病院の「第10回ハートフェア」が21日、同病院で開催された。
会場には利用者らの手工芸品が展示販売され、訪れた病院関係者や一般市民が個性豊かで丁寧な作品の品定めをしながら気に入った商品を買い求めていた。
今回は、新病院となって初めてのフェアということもあり、会場には多くの来場者でにぎわった。
開会式で同病院の安谷屋正明院長は「新病院で初めてのハートフェア。きょうは利用者やその家族、病院関係者が楽しく過ごして絆を深めてほしい」と呼び掛けた。
そのほか会場にはデイナイトケアの活動を紹介する写真も掲示され、訪れた人たちはいろいろな活動に取り組む利用者たちの姿に見入っていた。
午後からは、福嶺小学校の児童によるエイサーなどのアトラクションも行われ、フェアに訪れた人たちは利用者たちとのふれあいを通して精神福祉に対する理解を深めていた。
同フェアは、精神保健福祉普及月間の取り組みの一つで、精神保健に対する理解の促進を狙いに毎年開催されている。