池間舞が走高跳3連覇/県民大会陸上
30代友利(走高)、平良(円盤)V
【那覇支社】第65回県民体育大会の陸上競技は23日、浦添市陸上競技場で開幕し、一般女子走高跳で宮古島市の池間舞が1㍍50を跳んで優勝、3連覇を達成した。壮年30代男子走高跳でも同市の友利徳郎が1㍍83で優勝し、同男子円盤投も同市の平良潤一が35㍍88で制した。
女子走高跳の池間は1㍍35からスタートし、1㍍45をクリアした時点で優勝を決めた。1㍍50も一発でクリアして安定感を見せた。
3連覇について、「優勝できてほっとしている」と安堵し、「1㍍50を1回目で跳べたので良かった」と振り返った。ただ、1㍍55を跳べなかったことを反省点に挙げ「今後の課題。この点を修正し、次も1位を目指して取り組む」と4連覇に意欲を示した。
30代男子走高跳の友利は3年ぶりの優勝。「自分を追い込まずに休養を取りながらやってきたのがこの結果につながった。40代に向けて励みになる優勝。これからも筋力が落ちないように鍛えていきたい」と喜びと抱負を話した。
30代円盤投の平良はこの種目で連覇。最終6投目で逆転に成功した。「30代最後の大会で優勝できて良い記念になった。来年は40代として挑戦したい」と意欲を示した。
宮古勢はこのほか、一般男子110㍍ハードルで志堅原基貴が3位、50代男子砲丸投で前泊保弘が2位、一般女子砲丸投で高橋空が3位に入賞している。