09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
社会・全般
2010年5月17日(月)16:30

「基地ない沖縄を」/本土復帰38周年 平和集会に3800人

1972年5月15日の本土復帰から38周年を迎えた15日、基地のない沖縄を目指す「平和とくらしを守る県民大会」(主催・平和運動センターなど)が宜野湾市の海浜公園で開かれた。大雨が降りしきる中、県内外から集まった約3800人(主催者発表)は「米軍は沖縄から出て行け、全国から出て行け」と気勢を上げた。

 
 あいさつに立った宜野湾市の伊波洋一市長は、4月の県民大会で米軍普天間飛行場の県内移設を許さないという意志を示せたと指摘。「わたしたちは普天間飛行場を閉鎖させ、県内に新たな基地は造らせないことを確認しよう」と訴えると、会場全体から拍手が沸き起こった。
 今回の大会では「『普天間基地の県内移設反対』『辺野古新基地建設反対』は不動の県民世論。普天間は即時に撤去されるべきだ」との決議を採択した。
 大会に先立ち、14、15の両日、飛行場の移設先として政府が検討する名護市辺野古など県内5カ所をスタート地点として平和行進が行われた。
 
 行進と大会に参加した高校教諭比嘉三樹夫さん(49)=那覇市=は「沖縄の基地負担は過重だ。鳩山首相には普天間の県外移設を、ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領には在沖縄米軍の縮小を期待する」と主張した。
 長崎市から参加した無職土取実さん(60)は原爆被害に遭った母親の姿を見て育ち、戦争反対の思いを抱いた。初めて沖縄を訪れて普天間飛行場を目の当たりにし、改めて「基地はなくなってもらいたい」との気持ちを強めたと話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!