出場選手1708人が確定/第30回トライアスロン大会
100人を抽選で決める/過去最高の3657人応募
来年4月20日に開催される第30回全日本トライアスロン宮古島大会への出場許可選手のうち抽選枠100人を決める選手抽選会が19日、市役所平良庁舎で開かれた。大会長を務める下地敏彦市長、本村博昭選考委員長・競技委員長、実行委員長の長濱政治副市長、ミス宮古(ティダ)の岩崎つかささんが応募者名の記されたカード100人分を引き、1708人すべての出場許可選手が確定した。
今大会には、過去最高を記録した前回の3357人を300人上回る3657人から応募があった。これまでに選手選考委員会を2回、開催し、一般出場許可選手1600人を選定したほか、今大会から導入された参加費が20万円の「ワイドーチャリティ枠」への応募者8人の出場許可を決めた。
招待選手は、国内男子が前回2位の河原勇人、同3位の松丸真幸、同5位の桑原寛次、同女子は前回女子2位の酒井絵美、同4位の松丸浩巳、同5位の中島聖子。県内招待選手は前回県勢2位の山本真二、同女子1位の久保田文。外国人招待選手は男子がビクター・アロシュン(ウクライナ)、サイモン・ユン(ドイツ)、ベンジャミン・ウイリアムス(アメリカ)、ライアン・クロス(オーストラリア)ら7人。女子はナデル・レッグ(オーストラリア)とリー・ジ・ヒュン(韓国)の2人。
抽選を前に下地市長は、「30回という節目の大会。いろいろな催しも考えている。今回、選ばれた人は参加して、大会に花を添えてほしい」と呼び掛けた。本村委員長は、選考委員会では選考基準に準じ競技力や経験などを参考に選考を行ったことを報告した。
抽選では4人が順番にカードを引き、抽選枠の100人を決めた。全出場許可選手は24日に発表される。