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教育・文化
2013年12月22日(日)9:00

責任感の大切さ学ぶ/地域雇用創造協

高校生が成果や所感発表/地域にない企業訪問報告会


生徒たちは4班に分かれて、それぞれが訪問し体験した企業の内容を説明し学び得た成果や所感を報告した=20日、市中央公民館

生徒たちは4班に分かれて、それぞれが訪問し体験した企業の内容を説明し学び得た成果や所感を報告した=20日、市中央公民館

 宮古島地域雇用創造協議会(会長・長濱政治副市長)が主催した市内高校生による「地域にない職種企業への訪問」事業が11月18~23日に行われ、同事業に参加した高校生の体験報告会が20日夕、市中央公民館で開かれた。生徒らはA~Dの四つの班に分かれて、それぞれが訪問した企業の内容や職種、そこで体験して学び得た成果や所感などを報告した。同事業には市内の県立高校4校の生徒20人が参加した。


 県の地域型就業意識向上支援事業を活用した同事業での訪問先は全日空(ANA)、キッコーマン、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド、インテルなどの巨大資本企業のほか、荒川区が情報発信する「荒川ブランドシリーズ20店」のうち伝統提灯作りの「大嶋屋」などの4店を見学し、「ものづくり」について体験した。

 報告会でAグループのリーダーを務めた川平玲央奈さん(宮高2年)は、訪問した全日空(ANA)での座談会の様子や、訓練センターを見学したことなどを報告し同社の動画などを上映し紹介した。川平さんは訪問体験した成果として「航空会社ではそれぞれのスタッフが問題解決能力を持つことが大事だということを学んだ」と述べた。

 その所感として「どんな困難な時でも対応できる責任感の大切さというのを感じた」と話し、航空業界では、それぞれの持ち場で、お互いが責任ある仕事を果たしていることを説明した。

 また、Dグループは下地諒君(宮高2年)が訪問先の東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの事業内容について紹介し「お客に幸せを提供する」という創業者の理念が引き継がれていることなどを説明した上で、体験成果として「ホスピタリティ=おもてなしの心を提供することを最優先することが分かった」と述べた。

 その所感として、「日々、思いやりの心を持ってキャストスタッフが接しており、おもてなしのプロだと感じた。これらは日常生活でもとても重要なことだと思った」と説明した。

 このほか報告会では、小林デザインスタジオ、インテルでの企業訪問の様子や、荒川区で「ものづくり」体験を通して学び得た伝統工芸品などを扱う企業の様子が報告された。


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