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産業・経済
2013年12月25日(水)9:00

宮古地区トップで操業開始/宮糖多良間工場

平均糖度は12・9度


原料のキビ束がベルトコンベヤーに投げ込まれ今期操業が始まった=24日、宮古製糖多良間工場

原料のキビ束がベルトコンベヤーに投げ込まれ今期操業が始まった=24日、宮古製糖多良間工場

 【多良間】宮古製糖多良間工場(来間春誠工場長)で24日、20013~14年産サトウキビの製糖操業が宮古地区のトップを切って始まった。初日の原料は230㌧搬入され、平均糖度は12・9度。今後の冷え込みで糖度が上昇することを願った。きょう25日は、同伊良部工場で操業を開始する。


 今期生産量は前期比200㌧増の2万3200㌧を見込む。操業日数は4月上旬までの103日前後を予予定している。 

 初日の糖度構成比は13・1度以下が62・3%、13・2~14度(基準糖度帯)32・5%、14・5度以上5・2%。糖度の最高が14・7度、最低11・4度。

 開始式で、宮古製糖の安村勇社長や伊良皆光夫村長らが原料のキビ束をベルトコンベヤーに投げ込み、酒で清めて今期操業の安全を願った。

 安村社長は「農家が一生懸命に作ったキビなので、日本一の黒糖を作っていく。24時間態勢の操業なので、工場職員を含め関係者の方々は緊張感を持って安全第一で操業を行ってほしい」と激励した。

 伊良皆村長は「島が一番活気づく製糖操業が始まった。これからもっと気温が下がるので、品質の良い砂糖が出来ると思う。日本一の素晴らしい砂糖の製造で、全国に向け発信したい」と決意を新たにした。

 来間工場長は「黒糖には健康保持に欠かせない豊富なミネラルが含まれており、多良間島ならではのオンリーワン黒糖作りに取り組む。消費者の皆さんに安心・安全の黒糖を提供したい」と意気込んだ。


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