観衆興奮/1800人来場
生の迫力存分に/19年ぶりプロレス大会
新日本プロレス宮古島大会(新日本プロレス、新日本プロレスを宮古島に呼ぶ会主催)が15日、市総合体育館の特設リングで19年ぶりに開催され、会場は約1800人(主催者発表)のプロレスファンで埋まった。観客らは熱気に包まれた会場で繰り広げられた、闘志あふれる試合に大歓声を上げた。
試合はキング・ファレと三上恭佑の対戦で火ぶたを切った。19年ぶりの宮古島開催とあって、会場を埋めた約1800人のファンは技が決まるたびに大きな歓声を上げ、お気に入りのレスラーが劣勢になると客席からは「頑張れー、痛くない、痛くない」など子どもたちの声が響いた。
大会には獣神サンダーライガーをはじめ21人の新日本プロレス所属のプロレスラーと長州力(リキプロ所属)の22人が出場。6試合が行われた。
観戦した山口千枝さん(30)は「もともと格闘技が好き。やはり生は迫力がある」と興奮気味に話した。東仲宗根から観戦に来た仲宗根健太君(10)は「タイガーマスクのファンなので活躍が見られて良かった。すごい迫力だった」と初めて見る生のプロレスリングの感想を話した。
同大会はスポーツアイランド宮古島の島おこしとするとともに、次世代を担う子どもたちに夢と希望を与え、環境客誘致に向け「美ぎ島 宮古島」をPRするために開催された。