19人の門出を祝う/多良間村で成人式
【多良間】多良間村(伊良皆光夫村長)主催の成人式が4日、宮古地区のトップを切って多良間小学校体育館で行われた。大人の仲間入りをした新成人は19人(男性9人、女性10人)。伊良皆村長、村議、有識者、両親らが晴れの門出を盛大に祝い、新成人らは社会を担う一員としての自覚を新たにした。宮古島市(下地敏彦市長)主催の成人式はきょう5日、マティダ市民劇場など5会場で開催される。
この日の成人式は正月の帰省に合わせて、13日の「成人の日」を前に実施した。会場は、振り袖やスーツ、羽織はかまで着飾った新成人で華やかなムードに。
伊良皆村長は「これまで皆さんが過ごした20年は、両親をはじめ周囲の方々の深い愛情と支えがあったおかげ。これから皆さんは社会人としての自覚を持ち、自主自立の精神を持って自分の人生を歩んでください」と激励した。
仲間美稀さんが新成人を代表してあいさつ。「伊良皆村長をはじめたくさんの皆さんから励ましの言葉を受けて感激している。村政施行100周年の年度節目に成人式を迎えることができてうれしい。無事に成人を迎えられたのも地域や恩師の先生、両親のおかげ」と述べた。
その上で「これからは自分自身を見失わずに若者らしく一日一日を大切にし、社会に貢献できるように努めたい」と力強く誓った。
祝賀会の舞台では、趣向を凝らした余興が演じられ、新成人らを祝福した。
式後、会場の外では新成人同士で記念撮影を行い、久しぶりの再会を喜んだ。