松川さん、金賞で県代表に/県高校音楽コンテスト
宮高、4部門出場、3部門で金
第回県高等学校音楽コンテストが15~17日、うるま市民芸術劇場で行われ、宮古高校吹奏楽部の11人が4部門に出場し、金賞3部門、銀賞1部門と上位に入賞した。松川倫子さん(3年)は金管楽器独奏の部でトロンボーンを演奏して金賞と県代表に選ばれ、11月5日の九州大会に出場することが決まった。
松川さんは「ムーブメント」を演奏して金賞を受賞。昨年は同部門で銀賞だっただけに喜びもひとしお。「本番では、とても楽しく気持ち良く吹けた」と笑顔でコンテストを振り返った。ただ「緊張して音のミスがあったので九州大会までには精神面を強くして、自分の出したい音を吹きたい」と話した。
松川さんのほか、三井莉世さん(2年)が独唱の部で金賞、下地栞さん(2年)は木管楽器独奏の部に出場しフルートを演奏して金賞を受賞した。
ヴォーカルアンサンブルの部は銀賞。宮高メンバーは▽下地泰熙▽下地栞▽下地利菜▽宮城周子▽与那覇鈴子▽新城なな子▽池間祐希子▽下地結衣―。
吹奏楽部の下地秀樹顧問は「良い雰囲気でコンテストに出場することができた。それまでの過程、取り組みが良かった」と生徒たちを評価した。
川満健校長は「金賞3部門、銀賞1部門は快挙。生徒たちが練習する風景を見ると集中力が素晴らしい。努力した結果が表れた」などと話した。