二十歳の思い胸に飛躍誓う
665人が新たな門出/宮古島市・5地区で成人式
宮古島市の成人式が5日、旧市町村5会場で開かれた。今年の新成人者は665人(男性353人、女性312人)。下地敏彦市長は「自分の行動に責任の持てる大人になってほしい」と式辞を述べた。盛大な祝福を受けた新成人者からは「社会に貢献できる人材になりたい」「感謝の気持ちを大切にしたい」「責任と自覚を持って歩みたい」などの決意が示された。
平良地区の成人式はマティダ市民劇場で開かれ、新成人448人(男性236人、女性212人)が緊張した面持ちで大人の仲間入りを果たした。
スーツや色とりどりの袴、着物姿の新成人が一堂に会した会場は、笑顔があふれ華やかな雰囲気に包まれた。
式典では、みやこ少年少女合唱団が市歌を斉唱したほか、下地市長が映像で式辞を述べ「皆さんを20年間支え続けてくれた人たちへの感謝の心を忘れずに素晴らしい人生を歩んでほしい」と呼び掛けた。
市議会の真栄城徳彦議長もあいさつで大人の自覚と責任を持ち社会に貢献できる人材として活躍することに期待を寄せた。
新成人者を代表して宮里夏実さん、善平絵美さん、上里円さん、辺土名正樹さん、浜川慎平さんが「自分のことだけでなく、周囲に配慮できる大人になりたい」「これまで以上に責任感のある行動や態度で若者らしく日々を過ごしたい」などの決意を表明した。
そのほか、式典前のアトラクションでは、新成人の恩師からのメッセージがスライドショーで紹介されたほか、男塾武-Doo、宮古島真太陽金管バンドクラブ、SSKがそれぞれ演技や演奏を披露し、新成人たちの新たな門出を祝った。