「多良間は楽しかった」/宮古市の子供たち
交換交流終え帰る
【多良間】多良間村と姉妹市村の岩手県宮古市の児童生徒が同村での3泊4日の交換交流を終え10日、帰路に着いた。多良間小、中学校では「送る会」、ホームステイ先の家族は空港で見送りをするなど別れを惜しんだ。
空港に見送りに来た同村の友利哲市教育長は「良い思い出ができたと思う。機会があれば、また多良間に来てください」と呼び掛けた。
宮古市の砂合智也君は「多良間に来て、キビ刈りや追い込み漁を体験できた。ホームステイ先の家族も良くしてくれて楽しく過ごす事ができた。もう一度多良間に来たい」と感想を述べた。
多良間中2年の西平聖矢君は「楽しい思い出ができた。これからも宮古市との交換交流が続けば良いと思う」と話した。
ホームステイ受け入れ先の美里五月さんは「ハリセンボンの料理を『おいしい』と言って食べてくれた」と振り返った。
参加者たちは同村内の家庭にホームステイしながら、サトウキビ刈りや追い込み漁、黒糖作りなどを体験した。
両市村の交換交流は1976年から始まり38年目を迎える。今年は多良間村制施行100周年の記念すべき受け入れとなった。