ゴールに向かい走り抜く/ワイドーマラソン開会式
100㌔レース、今朝号砲/5部門に1517人エントリー
第24回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会(主催・宮古島市など)の開会式が11日、宮古島市上野体育館で行われ、出場1517人が完走を誓った。最長100㌔は今朝号砲、688人が限界に挑む。開会式で前回100㌔優勝者の吉田隆太さんは「それぞれのゴールに向かって走り抜くことを誓う」と宣誓し、新春の宮古路を全力で駆け抜けることを約束した。
レースは100㌔のほか50㌔、21㌔、10㌔、2㌔で行われる。100㌔と50㌔はうえのドイツ文化村を発着。50㌔は狩俣中学校、21㌔は城辺の東平安名崎入り口、2㌔は深江橋前を出発し、それぞれゴールのドイツ文化村を目指す。
100㌔には44都道府県から688人が出場。沖縄県に次いで出場者が多いのは119人の東京都、次いで大阪府の68人、神奈川県の53人となっている。最北端の北海道からは26人がエントリーしている。
50㌔には194人、21㌔には297人、10㌔は129人、2㌔の部には209人が出場して完走や自己記録の更新に挑む。
開会式で大会長の下地敏彦市長は「皆さんの白熱したレースは、沿道で応援する人々を感動させることと確信する」と強調。「選手相互、地域のボランティアとの交流の輪を広げるとともに宮古島の豊かな自然に触れ、思い出に残る大会にしてほしい」と話した。
続いて大会顧問の豊平良孝沖縄タイムス社長(代読・上原徹取締役文化事業局長)が「宮古島の美しい自然と沿道の温かい声援は必ずや選手の背中を後押ししてくれる」と述べ、全員完走に期待を込めた。
出場選手を代表した吉田さんは「われわれは日ごろの練習成果を発揮し、宮古島の自然を堪能しながらそれぞれのゴールに向かって全力で走り抜くことを誓います」と宣誓した。
選手登録を済ませて開会式に参加した選手はそれぞれ気を引き締め、レースでの健闘を誓い合った。