優勝旗3本を寄贈/平良中
平良中学校17期卒業生で昭和28(1953)年生還暦同窓会(会長・亀濱敏郎北中学校長)が14日、母校に新調の優勝旗3本を学年別に寄贈した。亀濱会長らは、全生徒562人に文武両道に心を加えた「文武心三道」で頑張るよう、期待を込めた。
同窓会は、昨年還暦を迎え、市内のホテルで祝賀会を開いた。同校3年当時のクラスは12クラスあり生徒数は511人。祝賀会には215人の参加があり、母校に役立つための善意の浄財が寄せられた。
贈呈式には17期卒業生の笠原渥さん(市役所職員、宮古バスケットボール協会長)、平良ヒロ子さん(久松中学校長)、儀間裕芳さん(宮古教育事務所長)が参加。
笠原さんは「人生においては、『あいさつ』が大事。しっかり『あいさつ』をしてください」と激励。平良さんは「『継続は力なり』。勉強・スポーツに力をつけるように」と奮起を促した。儀間さんは「夢を実現するためには勉強が必要。論理的・科学的に力をつけ、夢実現に向け頑張ってください」と励ました。
生徒会長で2年の親泊里奈さんは「来月、校内駅伝大会の行事があり、各学年で優勝旗は活用したい」と礼を語った。
同校の伊志嶺吉作校長は「各学年とも校内の各種行事で優勝旗を目指し、切磋琢磨して成長すると思う。先輩たちから寄贈された優勝旗を大切にし、先輩たちの心の思いを忘れないでください」と感謝の意を表した。