産業・経済
2014年1月17日(金)9:00
アーサ収穫本格化/大浦湾
品質上々で豊作見込む
西原アーサ生産組合(池田博次代表)の養殖アーサ(ヒトエグサ)収穫が16日、平良大浦湾で本格化した。緑色に輝いたアーサが約300㌔水揚げされ、1年ぶりに活気づいた。池田代表は「品質は上々で、豊作を見込んでいる」と笑顔で語った。
特定区画漁業権を取得した漁場で養殖。会員は5人で、昨年の1人当たり100枚の養殖網の割り当てに20~40枚増やして計600枚以上を張る計画。1枚の網の長さは18㍍・幅13㍍。昨年9月に網に種付け、12月に養殖場に網を設置した。
この日は、特殊な機械を使って網を巻き上げながらアーサを収穫。網にはびっしり生えたアーサが青々と育ち、船上の漁師らに笑顔が広がった。収穫終了は3月中旬を予定。
アーサを収穫した楚南聡さんは「品質が良いから、アーサ汁やアーサ天ぷらにすると美味しい。最近はアーサの人気が高いので、収穫する手にも力が入る」と強調した。