産業・経済
2014年1月21日(火)9:00
3月から成分調査へ/天然ガス
試掘調査企業が進ちょく報告
県が宮古島で行っている天然ガス試掘調査を担当している合同資源産業(本社・東京)の山ノ井敏夫常務らが20日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、調査の進ちょくなどを報告。3月ごろからガスの成分を調べるテストに着手する予定であることを示した。
同社技術研究所の佐久間昭顧問、現場を担当している大庭慶一係長補佐と市長室を訪れた山ノ井常務は、現時点で掘削目標の2500㍍まであと700㍍弱となっていることを報告。市や地元からの協力に謝意を示すとともに、「ぜひ成功させたいので、引き続き協力をお願いしたい」と要請した。
今後は2月半ばで掘削を終了し、3月から生産テストとして実際に地下から水やガスを組み上げて成分などを調べる調査を1カ月ほどかけて行う予定であることを大庭係長補佐が説明した。
下地市長は「作業は順調に進んでいると聞いている。掘削が終わればまたぜひ報告してほしい」と呼び掛けた。