暴力追放標語で優秀賞/防犯協、警察
池間君(福嶺中)に賞状伝達
2013年全国暴力追放運動用の標語の部で池間廉君(福嶺中2年)の作品「追いだそう平和な島から暴力団」が県内で優秀賞に選ばれた。21日、同校で賞状の伝達式が行われ、宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長が手渡した。
暴力団追放沖縄県民会議(名誉会長・仲井真弘多知事)が主催。県内から標語の部に54点、ポスターの部に11点の応募があった。
伝達式は全校生徒17人が参加。池間君は「まさか選ばれるとは思っていなかったので、うれしい。この平和な島から暴力団がいなくなればと思う」と話した。
賞状を伝達した前川会長は「自分の地域を明るく楽しくしようという思いが込められている。みんなで明るい宮古島をつくっていこう」と呼び掛けた。
宮古島署生活安全課の砂川久義課長は「昨年は宮古島市で暴力団の絡んだ事件が発生し、厳しい現実が浮かび上がった。この標語を周知し、暴力団がいなくなるよう安全、安心な島づくりに努めていく」と話した。
同校の宮国敏弘校長は「皆さんも将来は広い地域に出て行く。自分の身は自分で守るということも大切になってくる。平和な住み良い宮古島をアピール、周知していこう」と訴えた。