雪合戦で盛り上がる/宮原幼小の児童と園児
山形の寺内小から届く
宮原小学校(国仲克紀校長)で22日、「雪合戦」と「おいもほかもりパーティー感謝の会」が行われた。使った雪は山形県の尾花沢市立寺内小学校(矢口広道校長)からの贈り物で、子どもたちは真っ白でさらさらの雪の感触を確かめながら笑顔の雪合戦を楽しんだ。
また、雪合戦の前には、毎年恒例の新春トリムマラソンも行われ、全校児童と園児たちが冷たい北風の中で心地よい汗を流した。
国仲校長の合図とともに始まった雪合戦では、園児と児童12人が「冷た~い」「寒い」などの歓声を上げながら手のひらで作った雪の球を投げ合った。
久貝弘太郎君(2年)は「雪はとても冷たく、雪の玉をあてられると痛かったけど本物の雪でやる雪合戦はとても面白かった」と笑顔で話した。
宮原小はこれまで矢口校長との交流を深めており、矢口校長が一昨年4月に赴任した同校とも交流を図ってきた。
これまで、宮原小からはサトウキビや黒糖、マンゴーなどが贈られ、寺内小からはさくらんぼ、くじらもち、雪がプレゼントされている。
雪の入った箱には、矢口校長や寺内小の児童たちからの手紙も入っており、矢口校長の手紙では、学校周辺には2メートルの雪が積もっていて、毎日の登下校に苦労していることなどが紹介された。
雪合戦の後は、地域の人たちを招いた「おいもほかもりパーティー感謝の会」も行われ、子供たちが育てたサツマイモを天ぷらやケーキにして振る舞った。