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スポーツ
2014年1月28日(火)9:00

宮古島市が総合優勝/第37回沖縄一周駅伝

25年ぶり6度目/後半に驚異の追い上げ


総合1位でゴールする宮古島市のアンカー・仲間正彦=26日、奥武山陸上競技場

総合1位でゴールする宮古島市のアンカー・仲間正彦=26日、奥武山陸上競技場

 県知事杯第37回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(主催・沖縄陸上競技協会)第2日は26日、国頭村役場前をスタート、那覇市の奥武山陸上競技場でゴールする14区間130・1㌔で争われ、初日総合3位の宮古島市は後半驚異の追い上げを見せて逆転の1位、2日間の合計タイムを16時間48分18秒とし、25年ぶり6度目の総合優勝を飾った。2位は12秒差で那覇市、3位は前回2位の国頭郡だった。

 2日目のスタートは午前7時。国頭村役場前を14市郡の第1走者(17区)がスタートを切った。

 宮古島市の17区は一般の岩田健が出走、強豪ひしめく中6位でたすきを渡すと高校生区間で宮高の下地亮太が区間賞の走りで順位を3位まで押し上げた。

 続く19区でも高校生が活躍。同校の砂川健作が1人かわして2位に浮上、一般の諸井勇人は区間3位の走りで2位を守った。

 21区を走った東海大の瑞慶覧伸哉は順位を一つ落としたものの、最後まで粘り3位で前半を終えた。

 22~26区は女子区間。高校生が懸命に走ってたすきをつないだが、順位を7位から思うように上げきれない。総合優勝が遠のいたかに見えたが、ここから驚異の追い上げを見せる。

 26区は県内トップランナーの仲間千華。期待に応えて4人を抜き、順位を3位に戻した。この後を継いだキャプテン黒島昌樹とエース・與那嶺恭兵も快走、1人ずつをかわしてトップに躍り出ると圧倒的なスピードで後続を引き離した。3人はいずれも区間賞、仲間は区間新の走りだった。

 高校生区間の29区は久貝勇輝が無難につないで最終30区は一般の仲間正彦。後半猛烈な追い上げに遭いながらも逃げ切り、総合優勝のゴールに飛び込んだ。

 最終的に宮古島市は、男子、女子ともに3位の成績で総合優勝を飾った。

 本村邦彦監督は「去年1年間を通し、コーチ陣を中心にして週2回の合同練習を重ね、25年ぶりの優勝を合言葉に心を一つにして練習してきたことがこういう形で実を結んだ。選手、そしてコーチやマネジャーに感謝したい」と話した。

 キャプテンの黒島は「それぞれが自分の役割を果たしてくれた。優勝できるチームづくりをしてきたので自信はあった」と話し、優勝の喜びをかみ締めた。


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