T-岡田 好スタート/オリックス
紅白戦初戦で結果残す
宮古島で春季キャンプ中のオリックス・バファローズは3日、市民球場で第1クール3日目を迎え、午後から紅白戦を行った。この時期での紅白戦開催は異例の速さだが、紅組のT-岡田外野手が3打数3安打1本塁打の固め打ちを、白組の安達了一内野手は3打数3安打2打点を挙げるなど早くも結果を残した。
雨天のため屋内練習場での練習を余儀なくされた2日から一転、3日は青空が広がり日差しが照りつける中、紅白戦が6イニングで行われた。
昨シーズンは故障などで苦しみ、今シーズンでの復活を目指すT-岡田は紅組の5番一塁で出場。二回に迎えた第一打席で二塁打を放つと、四回にはソロ本塁打、最終回に迎えた第三打席でも二塁打と、最初の紅白戦で3打数1本塁打、2二塁打を記録した。
白組の1番遊撃手で出場した安達は4打席に立ち、3打数3安打2打点1四球と毎回出塁を果たした。同2番中堅手の駿太は2安打2打点、同3番左翼手の宮﨑祐樹は3安打2打点を挙げるなど打撃の好調ぶりを示した。
投手は紅組は松葉貴大、桑原謙太朗、甲藤啓介、古川秀一、佐藤峻一、山田修義が、白組は森本将太、東野峻、伊原正樹、戸田亮、山崎正貴、榊原諒がそれぞれ1イニングずつを投げた。
T-岡田は本塁打について「風に乗ってくれた感じはあった」と振り返りながらも、「結果が出たのは良かったが、まだまだ納得はできていない」との考えを示した。
紅白戦の結果は11対2で白組が勝利した。