図書を伊良部小に贈呈/創価学会
活動40周年記念し300冊
図書贈呈活動40周年を記念して、創価学会図書贈呈推進委員会(委員長・萩本直樹副会長)は4日、伊良部小学校(砂川靖夫校長)に優良図書300冊を贈り、児童154人を喜ばせた。児童たちは、たくさんの読書を通して知識を身につけ、世界へ羽ばたくことを誓った。同校には40年前と30年前にも贈っており、今回で3度目。
最初の贈呈は1974(昭和49)年2月5日。池田大作会長が当時の平良市を訪れ、同校の関係者らに手渡した。
池間俊彦副会長は全児童を前に「40年間にわたって、辺地や離島など教育環境に比較的恵まれない地域、自然災害で被害を受けた地域の小・中学校、公立図書館などに優良図書の贈呈を続けてきた。本には無数の人の経験、知識、ドラマがある。たくさん本を読み、世界の平和に貢献できる立派な人に成長することを祈っている」と述べた。
池間さんの父は佐良浜出身、母は池間島出身。久しぶりの里帰りで友人らと旧交を温めていた。
児童会副会長で6年の武富媛花さんは「本からたくさんのことを学び、世界へ羽ばたく」と夢を語った。
次いで砂川校長は「中国に井戸の水を飲む時は、井戸を掘った人に感謝して飲むようにということわざがある。皆さんは本を贈った人への感謝を忘れないでほしい」と述べた。
市教育委員会の田場秀樹教育部長が感謝の意を述べた。