最高は宮総実フードクリエイト1.38倍
県立高校一般入試初回志願状況
【那覇支社】県教育庁(諸見里明教育長)は7日、2014年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4校のうち、3校4学科で定員数を上回る入学志願があった。志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業高校食と環境科フードクリエイトコースの1・38倍で、一般入学定員16人に対し、22人が志願した。宮古高校理数科は1・24倍で、推薦入学内定者25人を除いた一般入試の定員55人に対し、68人が志願した。一般入試の学力試験は来月6、7の両日に実施される。
このほか、初回志願状況で定員数を上回ったのは宮総実の商業科と宮古工業高校の自動車機械システム科自動車コース。宮総実商業科は1・21倍で推薦入学内定者7人を除く一般入試定員33人に対し、40人が志願。また、宮古工業自動車コースは1・10倍で、一般入試定員20人に対し、22人が志願した。
県立高校全体の志願倍率は全日制0・99倍(前年同比0・02ポイント増)、定時制が0・67倍(同0・06ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・98倍(同0・02ポイント増)となった。志願倍率が最も高かったのはコザ高校(定)商業科の2・23倍で、次いで沖縄水産高校(全)海洋技術科の2・21倍だった。
志願変更の申し出期間は13、14の両日。また願書取り下げと再出願期間は20、21の両日に行われる。
いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・00倍以上)に出願した者のうち、出身中学校と志願先高校の校長が適当と認めた者は初回出願先の高校、学科コースを変更することができる。