宮古島営業所が開所/沖縄ヤクルト
関係者集い竣工祝う
沖縄ヤクルト(入井将文社長)宮古島営業所の竣工式が14日、平良下里の同所で行われた。宮古島市の下地敏彦市長をはじめ関係企業の代表が出席し、同所の竣工を盛大に祝った。入井社長は「この営業所の竣工で全沖縄県民への健康貢献ができる体制が整った」と話し、同所竣工に尽力した関係者に感謝を込めた。
ヤクルトが誕生して今年で79年、沖縄では58年になる。初めて進出した宮古島でもすでに営業を開始、ヤクルトレディーが各地で宅配事業を展開している。
竣工式で入井社長は「当営業所は今後1年をかけてヤクルトレディーを20人から22人程度にする」と宅配事業の拡大を約束。「皆さんの家庭や職場にお邪魔することもあると思うが、家族の健康も含めて、『毎日1本』を合言葉に愛飲いただきたい」と述べた。
この後、ヤクルト西日本支店の宮崎一徳部長が「ヤクルトは、地域全体を元気にしたいと思いながら活動している」と述べ、地域に根差した宮古島営業所であるために、西日本支店としても全面的にバックアップしていく決意を示した。
先嶋建設の黒島正夫社長が乾杯の音頭を取ってヤクルトで祝杯を上げ、宮古島営業所の竣工を祝った。
最後に沖縄ヤクルト前社長の川満廣政さんが社員を激励。「宮古島の人々の健康増進に貢献するという理念と使命感を持って仕事に励んでほしい」と述べた。