11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
教育・文化
2014年2月15日(土)9:00

「ゆいレールJr」発車/宮工カート同好会

初のオリジナル機関車お披露目


生徒たちだけで完成させたオリジナル機関車「ゆいレールJr」のお披露目会=14日、宮古工業高校

生徒たちだけで完成させたオリジナル機関車「ゆいレールJr」のお披露目会=14日、宮古工業高校

 宮古工業高校のカート同好会(濱口竜一会長)は14日、同校で同会の生徒たちだけで製作したオリジナル機関車「ゆいレールJr」のお披露目会を行った。

 ゆいレールJrは、全長199㌢、全幅は32・5㌢、全高は41㌢。ボディーは1㍉厚の鉄板でタイヤはミニバイク用の16インチを採用した。 

 エンジンはリーファン社製の単気筒125cc。車輪は二つで走行時の安全のため補助輪を2個装着している。乗員数は2人(客車全体で4人)となっている。

 製作にあたっては、同校にあるSLをヒントに機関車を作ることを決め、県のシンボルである「ゆいレール」をモチーフにすることにした。 

 カート同好会は1、2年の生徒7人で構成し、昨年の12月中旬ごろから製作をスタートさせ今月初旬に完成となった。

 お披露目会で、濱口会長(2年)は「このゆいレールJrは学校のPRと私たちの活動を広めるために製作した。学校や保育園、幼稚園などいろいろな場所に持ち込んで子供たちを乗せることができるので自分たちの活動をしっかりアピールしていきたい」と述べた。

 顧問の佐久本睦臣教諭は「同好会は5年目になるが生徒だけで完成させた車両は今回が初めて。作業途中でいろいろなことにつまずきながらもそれを克服して何とか完成させた。この経験は技術力の向上や実践力の育成にもなったと思う」と話した。

 お披露目会後にはデモ走行も行われ、軽快な走りを披露した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!