東が大会3連覇/小学駅伝
久松2位、3位は平一/23チームがたすきリレー
第32回全宮古小学校駅伝競走大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)は22日、市陸上競技場を発着点とする男女混合10区間14㌔で争われ、東Aが優勝して大会3連覇を飾った。安定感を発揮し、3区以降を独走した。記録は53分3秒。2位は久松A、前回の記録を4分51秒短縮して躍進賞に輝いた。3位には平良第一Aが入った。個人の部の1位は男子が西辺の上原龍之介君、女子は城辺Aの友利優伽さんと平良第一Aの尚香奈依さんが獲得した。
大会には18校23チームが出場した。福嶺と宮島が合同チームで挑んだ。走る距離は男子が1・6㌔、女子が1・2㌔。男女が交互にたすきをつないだ。
競技場を出発する選手は西側の門を出て南下し、数百㍍先の五差路を宮古工業高校方面に向けて進むコースで健脚を競った。
沿道を埋め尽くした父母や祖父母、学校教諭らは声を張り上げて応援。最大の難所となるコース終盤の上り坂付近では特に多くの人が並んで声援を送った。
優勝した東Aは1区で10位と出遅れたものの2区で2位に浮上、3区でトップに立つとここから抜群の安定感を発揮。一度もトップを譲ることなく3連覇のゴールに飛び込んだ。
2位の久松Aは24秒遅れでゴール。最後まで粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。それでも順位は前回の19位から大きくジャンプアップ、記録も約5分短縮する成長ぶりだった。
平良第一Aは南Aとのゴール前の接戦を制して3位に入賞、南が1秒差の4位に入った。5位城辺A、6位多良間の順だった。
個人の部で男子の1位となった西辺の上原君の記録は5分23秒。2位は福嶺・宮島の池間幹君で5分24秒、3位は東Aの宮里勇飛君で5分25秒。小差の争いを上原君が制した。
一方、女子1位の友利さんと尚さんの記録は4分17秒。3位は多良間の垣花藍架さんで4分26秒、4位は平良第一Aの仲村渠祥乃さんが4分29秒で続いた。
個人成績は次の通り。
【男子(1・6㌔)】①上原龍之介(西辺)5分23秒②池間幹(福嶺・宮島)5分24秒③宮里勇飛(東A)5分25秒④善福太稀(城辺A)5分34秒④長田啓人(東A)5分34秒⑥砂川由乃輔(西辺)5分37秒⑦平良琉(南A)5分38秒
【女子(1・2㌔)】①友利優伽(城辺A)4分17秒①尚香奈依(平良第一A)4分秒③垣花藍架(多良間)4分26秒④仲村渠祥乃(平良第一A)4分29秒⑤棚原希(久松A)4分31秒⑥吉浜にいの(伊良部)4分32秒⑥友利芹菜(東A)4分32秒